ホットスタンピング箔にはメタリック箔やコーティング箔、ホログラム箔やハーフミラー箔など様々な種類があります。

この技術は一般的に熱転写技術やホットスタンプ技術と呼ばれており、ホットスタンプ箔を使って専用の機械で加圧・加熱し対象物に印刷を行います。

ハーフミラー箔は真空蒸着技術を利用して金属調の印刷を施すもので、金属層の膜厚を制御すれば10％から40％の可視光線透過率にできます。

この加工が施された製品はアルミなどの金属光沢がある外観となり、バックライトやLEDなどの光源が透過するという特徴があります。

光源が透過するため店舗の装飾材や家電製品のフロントパーツの他に目隠しパネルなどにも使われています。

カタニ産業株式会社はもともと金箔製造業として石川県金沢市で創業し、優れた製箔技術を活かして独自の発展を遂げてきた会社です。

明治32年に創業して以来120年にわたる歴史を誇っており、伝統技術と最先端技術を組み合わせて新しい箔の世界を作り上げてきました。

同社は優れた技術を持つホットスタンプ業界のパイオニアであり、日本国内だけでなく中国などにも進出して活躍しています。

カタニ産業株式会社のハーフミラー箔はアルミベースやステンレスベースの素材が用意されていて、用途や必要性に応じて使い分けができます。

いずれの素材も10％から40％の可視光線透過率を備えているので、高品質な店舗の装飾材などが必要な場合には同社に相談してみるとよいでしょう。