太陽熱給湯を利用するときに、集熱器と蓄熱槽の役割を理解しておきましょう。

集熱器は太陽の光と熱を収集する役割を果たしており、不凍液が熱エネルギーを吸収します。

吸収された太陽熱を水に働きかけて湯に変換するのが蓄熱槽です。

役割を理解しておくと、メンテナンスすべき時期とポイントがわかりやすくなりますので、定期的にメンテナンスのタイミングでない時の不具合や調子の悪さに気づいたときに、専門業者に連絡するとき説明できるようになります。

蓄熱槽は耐久性が高い仕様になっていますので、安心して設備を利用できます。

言い換えれば、異音が聞こえてきたときは不具合の報告をしましょう。

様子を見ているのも悪くはないのですが、熱エネルギーで湯を創り出す蓄熱槽は耐久性が高いのが基本なので、もともとの仕様では耐え切れない負荷が働いているのは問題です。

異音がしたからといって故障とは限りませんが、そのまま放置しておくと故障する恐れがある箇所を早期発見できるメリットがあります。

蓄熱槽の役割を知っているからこそ、耐久性を超える勢いの負荷に早期に気づくことができます。