金沢のオフィスにアクリル板を設置
健康志向の高まりからオフィスのデスクにアクリル板を設置し、他者が放出した飛沫に触れるのを少しでも防ごうという試みが行われていました。
現在は最盛期を過ぎたことから撤去をするケースが増加する傾向にある一方で、まだまだ慎重に考えたい場合や、それらとは別にプライバシーを保つための目的から利用を継続するケースもあります。
そんな中で金沢の株式会社マツリョウでは、これらの機能を両立させたアクリル板を開発しました。
同社は主に商業施設や企業の看板のデザインの考案や作成を行っていますが、それらに使用する原材料のアクリルを大量に保有していることからその活用方法が考えられていました。
最盛期には一般的な仕切りを作成し、多くのオフィスの健康志向のニーズに応えてきましたが、新たに開発したのが既存の間仕切りデスクにアクリル板を設置するという手法です。
グレーなど落ち着いた雰囲気の間仕切りはデスクの間を区切ることでプライベートゾーンを確保できるほか、よほどのぞき込まない限りはパソコンのキーボードなど手元の操作が見えなくなっており、社外秘や特許技術などを取り扱ったり、関係者のみがログインできるネットワークを利用する際にIDやパスワードを入力するのも安心です。
さらにその間仕切りの上に透明感が高いアクリルを設置することで、プライバシーの確保と飛沫の付着を防止することが可能となりました。
金沢の株式会社マツリョウが創出したイノベーションにより、オフィス環境を向上させています。