カニクレーンはレンタルが可能で、こちらの会社では様々なタイプを借りることが出来ます。

主な特徴は走行するときにコンパクトなことで、主流の前田製作所製だと、2.82tタイプは、走行でのサイズは2715?×750mm×1440mmと大変小さく、普通のクレーンだと通れない工場・墓地などの狭い通路でも通れますし、実際に作業をするときにアウトリガーを張り出して行います。

クローラーがゴムなので舗装道路・舗装してなくても走れますが、アウトリガーがきちんと張り出してなかったり、最大つり上げ荷重を超えると転倒する恐れがあるため、利用するときには十分な注意も必要です。

こちらの会社で扱う1t(0.98t)吊タイプは、格納するときには全幅60?とかなり小さく、室内にある扉も楽々と通貨出来てEVにも積載し易い1050kgと軽量です。

名前の由来はカニのように見えるクレーンなためで、ミニクローラークレーンとも言われたりします。

クローラーで走ることも出来ますが小型なので運転席はなく、操作パネルを使って人が歩くのと同じ速度で移動が出来ます。

通常のクレーンだと作業中はアウトリガーを出しますが、それがカニの足のようで複雑な足場でも作業が出来るため、大きなクレーンでは入れない狭い場所に向いてます。

よく使われるのが墓地や霊園での墓石の設置で、段差を超えてアウトリガーが出せるので色々な場所で活躍出来ます。

自由度は高いですが設置場所の地盤の強弱は大事で、地盤が弱いとひっくり返ったりと事故が発生するのでしっかり地盤を確かめてから作業をしないといけません。